山猫歴史クラブにお邪魔しました

前回 d:id:iriyak:20081221:1229877025, d:id:iriyak:20090131:1233397421 に続き、2/28 第6回山猫歴史クラブ@笹塚にお邪魔しました。ちょうどこの日は私の 37 歳の誕生日でした。ゲームはもちろん皆さんとのお酒を呑みながらの語らいも実に楽しかったです。充実した一日でした。お陰様で大満足です♪

また、毎回のことながら、会場準備、対戦調整、ゲーム準備などなど、ワークスゼロの皆さん、本当にありがとうございました。またゲームプレイしましょう。

第6回で遊んだゲーム

『Wizard Kings 2nd Ed.』(Columbia Games)
うえのさん、ひひるさんと初ゲームプレイ、初 Wizard Kings でした。途中で『あれ?これは適用できない!駒がないじゃん』とか『余った GP マーカーはどこに置くの?一人ぼっちの GP マーカーってあり?』とかどんどん分からないことが出てきて、それらをよけつつのプレイでした。

陣営: エルフ (うえの) vs アンデッド (iriyak)
シナリオ: 死者の住まう島 (7.1 ISLAND OF THE DEAD, Map 13)
使用ルール: Version 2.0
その他条件: 7.1 のシナリオに記載されている 2 プレイヤー向けルールを適用。ELF SPELLS の Summon は Chaos unit が存在しないため使用しない。
プレイ時間: 約 2 時間
勝利: アンデッド (10 ターン終了後、城を守り切ったため)

スナップショット
左側は、チュートリアルプレイの様子。通常はブロックを立てて相手に裏側が見えるようにします。右側はセットアップ直後の様子。エルフは左側のロジャイン、ガルンディから、アンデッドの住まうシレニウス島に出発せんとしています。

こちらは 10 ターン目のベシィでの激闘の様子。右側は 10 ターン終了後の様子。

プレイ所感
このプレイは、私もうえのさんも初めてだったので少しずつ確かめながら進めました。エルフ陣営は、ロジャインからベイブンへと部隊を進ませ城のあるベシィに向かわせようとしますが、なかなか進められません。一方、アンデッド陣営はベシィで城, ネクロム (アンデッド陣営の魔法使い) の増強・増援を着々と進めます。

エルフ陣営は 10 ターン目まで繰り返しベシィに向けて部隊を進撃させますが、城は 4 Strength で戦闘能力評定が C4。4dr で 1, 2, 3, 4 が出ればヒットです。圧倒的な城の防御力とネクロムが自らの命(消滅)をかけて唱える呪文の前に、エルフ陣営は 10 ターンまでに陥落させることができずアンデッド陣営の勝利に終わりました。

振り返ってみると、アンデッド陣営にベシィに籠って部隊の増強・増援に注力できる Gold Point (GP) と時間があったのがアンデッド陣営に有利に働いたようです。アンデッド陣営はセットアップ時に 5 都市 8 GP が与えられますが、ベシィ以外が落とされれば 3 GP にまで減ります。エルフ陣営は 4.8 SEA TRANSPORT を最大限利用して海上に面した都市に移動すれば最初の数ターンでそれが可能かもしれない。そう考えるとアンデッド陣営は今回のような方針は取れず、上陸の阻止に動かねばなりません。

次回またアンデッド側で受けて立ちたいです。

陣営: アマゾン (ひひる) vs バーバリアン (iriyak)
シナリオ: バーバリアンの侵攻 (7.2 BARBARIAN RAID, Map 16)
使用ルール: Version 2.0
その他条件: AMAZON SPELLS の Chariot Charge, Beguile は Chariot, Chaos unit が存在しないため使用しない。BARBARIAN Huscarl は 1 つしかないので Spearmaid で代替した。
プレイ時間: 約 1 時間
勝利: アマゾン (アマゾンが 5 ターン終了後 7 都市守り切り 5 都市以上の勝利条件を満足したため)

スナップショット
左側はセットアップ直後の様子。右側はバーバリアン陣営が侵攻を開始した様子。陸の部隊はニコの城壁まで部隊を進めバイキング部隊も海上から先回りします。

左側は 4 ターン目、バーバリアン陣営がアイアンゲート (城壁の右端アマゾンの2ブロックがいる都市) での戦いに破れ這う這うの体で退却した様子。右側は 5 ターン目、残存のバーバリアン陣営の部隊がニコに集結しアマゾンとの最期の戦いに臨み全滅した様子。

プレイ所感
このシナリオは、バーバリアン陣営がアマゾン陣営の統治する 7 都市のどこかに位置する城を陥落させることが目標なのですが、どこにそれが位置するのかはセットアップ時に分からないようになっています。参った。こういう用途にブロックを用いるのもアリですね。> Columbia Games 社。

さて、ゲームはバーバリアン陣営がソバラ砂漠からニコの城壁を目指し侵攻を開始するところから始まります。

バーバリアン陣営は 3GP もある都市ニコは高い Strength の部隊がいるかもしれないと、反対側のアイアンゲートに進軍させます。その時、1ヘックスサイドからしか進軍できないと思い、ヘックスサイドリミットに引っかからない部隊数で向かわせました。一方、アマゾン陣営はニコの部隊に移動を指示しアイアンゲートの退路を塞ぎ、アイアンゲートに侵攻した部隊をけちらします。

これがバーバリアン陣営にとってクリティカルヒットになったようです。5 ターン目までニコの城壁を何度も超えようとしますが越えられず全滅することになります。アマゾン陣営の領地に平安が再び訪れてゲームが終了しました。

振り返ってみると、最初のターンにバーバリアン陣営の部隊を集結させてアイアンゲートかニコのどちらかの都市を落とせなかったのが敗因の主たる要因だったように思います。バーバリアン陣営はヘックスサイド毎にリミットがあるということをあるヘックスサイドしか使用できないと思いこんでいました。でもこれは誤りでした。

ニコを落とせば 3 GP を得ますし、そこからタイレル、タンガ、ファルガと順にバイキングによる海上攻撃で落として 4.8 SEA TRANSPORT で進軍する作戦も思いつきます。

次回バーバリアン陣営として何とかニコの城壁を超えたい!

『ラミィ・キューブ』(増田屋コーポレーション)
ラミィ・キューブのことはたまたま買った↓の本でタイトルを知りました。

ドイツゲームでしょう!  -四大ゲーム賞受賞作  全66タイトル-

ドイツゲームでしょう! -四大ゲーム賞受賞作 全66タイトル-

スクラブルのようにタイルがなんからしくて買っちゃいました。

プレイヤー: morita vs うえの vs リンクス vs iriyak
シナリオ: N/A
使用ルール: N/A
その他条件: 手番は 1 分以内とするルールを除外。
プレイ時間: 約 1 時間
勝利: うえの (最初に自分のブロックをゼロにしたプレイヤーが勝利)

スナップショット
ラミィ・キューブのボックスアート。ビミョウ。買った本人が言うのも何ですが。

左側は少しずつ場にラン (run) やグループ (group) が出来上がっている様子。右側はいよいよゲームも終盤にかかり場もにぎやかになっている様子。

プレイ所感
最初は、なかなか役を広げるアイディアが思いつかず自分のタイルが減りませんでした。そんな中ばしばしと決めてくる morita さん、うえのさん。特に morita さんは場のタイルを縦横無尽に操作して手持ちのタイルを減らしていくのですが圧巻でした。今回は1ゲームだけでしたが、もう何ゲームかやって morita さんばりの出し方を会得したいものです。

『ニムト』(Amigo)

プレイヤー: morita vs うえの vs リンクス vs ひひる vs iriyak
シナリオ: N/A
使用ルール: N/A
その他条件: バリエーションルールは適用しない。
プレイ時間: 約 1 時間 (3 ラウンド)
勝利: morita (▲66点を超えたらゲーム終了で一番失点の少ないプレイヤーが勝利。3 ラウンド終了後うえのさん▲80点で▲66点を超え、morita さんが▲11点で勝利を決める。)

プレイ所感

プレイヤー ラウンド1 ラウンド2 ラウンド3
morita ▲08 ▲00/▲08 ▲03/▲11
ひひる ▲18 ▲01/▲19 ▲07/▲26
iriyak ▲28 ▲02/▲30 ▲07/▲37
リンクス ▲29 ▲17/▲46 ▲17/▲63
うえの ▲00 ▲43/▲43 ▲37/▲80

今回のハイライトは、ラウンド2, ラウンド3 のうえのさんの▲43, ▲37 でしょうか。

うえのさん以外のプレイヤー4人は別に示し合わせもないのに、うえのさんの裏をかくように小さいあるいは大きい数字のカードを出してリーチ一歩手前まで場を持っていく。そしてうえのさんが6枚目を置き大爆笑。なぜかこれが何度も起こるんですね〜。不思議ですね〜。

こういう場の動きは本当にプレイしていて楽しい。3 ラウンドで勝敗がつきましたが実に面白かったです。

『すごろく太閤記(仮)』(WZ)

プレイヤー: ひひる vs うえの vs iriyak
シナリオ: N/A
使用ルール: テストプレイ中にて口頭説明
その他条件: 特になし
プレイ時間: 約 1 時間 ちょっとうろ覚えです
勝利: うえの (iriyak が本能寺の変を起こすも、知行カード枚数が上のうえのさんが山崎の合戦を仕掛け勝利し天下人となった)

スナップショット
作成途中のすごろく盤。左側は全体像。右側はマスのイメージ。クリックすると拡大します。作成途中で手作り感が一杯です。

左側は iriyak のある時の状況。知行カード 3 枚、足軽ユニット 3 枚、結婚マーカー、三百九十両。右側は山崎の合戦を仕掛けられる iriyak の様子。滅亡した大名もその横で確認できます。

プレイ所感
これは、リンクスさんやひひるさんのブログを見て一度やりたかった作品です。すごろくをするのは本当に久しぶりでした。プレイヤーに起きるイベントのマス目はどれも面白いものでした。他プレイヤーの足を引っ張るマス目もあり、久しぶりにダイスロールに力が入りました(笑)こんなに力を入れたのはモノポリー以来です。

ゲームは終始 iriyak がリードし本能寺の変を起こしますが山崎の合戦を仕掛け勝利したうえのさんが天下人になりゲームは終了しました。

『War of 1812』(Columbia Games)

陣営: イギリス (さかみち) vs アメリカ (iriyak)
シナリオ: N/A (1 種類のシナリオしか存在しないため)
使用ルール: Version 3.0
その他条件: 11.0 SIMO-MOVE (Optional) は適用しない。チュートリアルプレイで 1812 年 1, 2 か月目までをプレイ。
プレイ時間: 約 0.5 時間
勝利: なし (チュートリアルプレイのため)

スナップショット
左側はマップの全容。右側はオンタリオ湖近辺の様子。

プレイ所感
こちらは、さかみちさんが持ってこられていたので、簡単に動きを確かめませんか?とお話して数ターンだけプレイすることができました。たった数ターンでしたが、マップの上に実際にブロックを配置して動かしてみると途端に面白くなってくるものなんですね。次回フルシナリオのプレイを約束して終了しました。


ゲームのレポートは以上です。